交響詩篇エウレカセブン 35話

 首都突入。第2期OPの流用も混ざってたりするけど、戦闘作画が素晴らしい。
特に背動付きのサーカスは出色の出来。時間経過はわかりにくい。停電の準備を
していたということは最初から長時間の作戦を予定してたのか。その割に損害は
軽微だけど。
 人を殺すことを恐れるエウレカ。人間らしくなったことと抗体コーラリアンの件を
受けての描写か。律儀。それに向かい合い、自分の決意を示した上で一緒に行こう
と言葉を掛けるレントン。順当な流れだけど、台詞の選び方には違和感。
 兄弟という設定が出てきたことで、2クールのホランドの苛立ちにも別の面が
見えてくる。今後の対立軸としても有効。でも今まで強大な敵として登場してきた
デューイの方は、今回で底が見えた感じ。台詞が小物っぽいし迂闊すぎだよ。
こんなんで終盤支えられるのか。それとも本命は敵をどうこうでなく対話の方か。
 ドミニクとアネモネ、関係性ははっきり見せてるもののやっぱり描写が不足気味。
しかしここまで追い込まれると後は使い捨てにされるか造反するかの二択では。
 今回OPが修正版に。背景だけだったところに落下するエウレカ。実線だった
サーカスの煙に処理が。ビームと爆発にも透過光。キャラのアップはリテイク。
最後の一枚絵もちょっと変更。色調は明るく。動画含めた細かい部分の完成度は
上がってるけど、好みをいうと前の方が好き。