ひぐらしのなく頃に(終)

激闘!レナメイド化計画と戦いの悦びを嬉しそうに語りながらバットを振り回す圭一
VS 宇宙人の侵略を力説し鉈を振り下ろす学校籠城犯レナ。
自分の本当の望みが仲間とのかけがえのない日常だと悟ったレナ、
圭一のバットを切り飛ばすも、試合に勝って勝負に負けた格好。
レナとは戦って分かり合うことが出来たけど、それでもループは続く。
仲間を信じることは謎の解明と惨劇の阻止に必要不可欠、
ただしそれではまだ足りない、ということらしく、真のエンディングは
アニメでは描かれなかった部分へ持ち越し。
 作画では沼田誠也が本領を発揮。本人の原画は屋上の決闘のところか。
金田風の光エフェクトとか(笑)。涙の表現はゾイドジェネシスを思い出す感じ。
その前の圭一が時限装置を止めに行くところも面白い。
Aパートでは、魅音を殴るレナの顔がコマ送りで見るとすごいことになってる。
 作品の印象はサスペンスミステリーのSF仕立てサイコスリラー風、という感じ。
シリアス展開で笑いを誘うような部分は多分作り手の計算にはない、はず。
原作のことは知らないけど、かなり切り詰めてたんだろうなあ。
とにかくインパクト一発勝負の部分が目立っていた。
メインキャラがことごとく二面性を発揮して狂ったり壊れたりするので、
かなりの声優アニメにもなっていた。個人的には一番楽しんだ部分かも。
ともあれ、スタッフの皆さんはお疲れ様でした。