銀色のオリンシス

 セレナ奮闘。テアに変装したり一人でガーデナーを片付けたり。
変装のところで声で気付け、とかツッコんではいけない。
あれは視聴者にわかりやすくしただけで、多分実際は声も変わってるんだよ。
なんてったって使ってるのはオーバーテクノロジーだし。
前回ジンのことを知っているような言動をしたり、今回ブライアンを中尉さんと
呼んだり、セレナはどうやらトキトたちのことを詳しく把握しているらしい。
思わせぶりな描写の数々から素直に考えるとセレナ=テアだけど、
まだミスリードの可能性も。とりあえず未来を知っているのは確かの様子。
 全体に漂うチープさがもはや作品の色になっているとはいえ、映画のところは
もうちょっとリッチに作れなかったものか。せめてレイアウトだけでも。
ついでにセレナがトキトたちに発見される場面の見せ方もぞんざいだ。
と不満も色々あるのだけど、アクション部分の演出に遊びがあったのは良かった。
作画はマジックバスのグロス、とはいえこの作品では十分すぎる戦力。
前述のセレナのアクションは粗いものの、頑張っていた。
それが中抜き、背景動画なのは作品同様懐かしい方向性。
この作品でこういうのが見られてちょっと嬉しい。