コードギアス 反逆のルルーシュ

 コーネリア敗北、スザクの過去、少女らしいC.C.
 激闘の割に名前つきのキャラで退場したのはキューエル卿だけ。お約束で、
ジェレミアは「オレンジじゃないんです。ゼローッ!」と悲壮な姿晒してたけど。
情況は予想通りイレギュラーのおかげで二転三転。概ねルルーシュ
思惑通りの展開ながら、スザクに追い詰められたのは誤算の失策。
現われた最後のイレギュラーC.C.にまたも窮地を救われるも、ルルーシュ
自分の内側に入られてしまったのはC.C.にとってのイレギュラー。
イメージの海の中に見え隠れするのは彼女の過去。修道院?と尼僧という
西洋的なものと鳥居(枢木神社って書いてある?)のような日本的なものが混在。
どうやら額のマークが鍵らしい、と断片的に情報が明らかに。
でも最大のものは、洞窟で2人きりというシチュエーションでうなされる
彼女の口からふと漏れた本当の名前。これを介して2人の距離は一気に近く。
血のサンプルを捨てたのを見ると、カレンに大事な仲間と紹介したのも
方便だけではなさそう。素を見せると可愛いなC.C.、てか女の戦いの予感?
一方でC.C.にショックイメージを見せられたスザクは、今は亡き父の姿を
目の当たりにし混乱、暴走。頑なに正義に固執する人間が真っ白な過去を
背負っているわけない、ということか。
 作監は千羽、中田の総作監コンビ。見せ場の戦闘だけに、メカ作画が揮ってる。
ランスロット対紅蓮弐式は背動交えて動く動く。イメージシーンでの
エフェクト作画も撮影効果をかけてなかなか感じ出してる。
キャラは表情づけがしっかり。目がいつもより大きめなのが千羽テイスト。