コードギアス 反逆のルルーシュ

 マオ、狂気の愛の果て。
 クロヴィスランドの看板がわかりやすく暗示してたように、マオとC.C.の関係は、
特にC.C.にとっては、基本的にやっぱり親子だ。マオの方はそこから
さらに歪んでしまったみたいだけど。つまりは逆光源氏計画失敗、と。
ルルーシュに与えた力が制限つきだったのはマオの時の反省もあるのかも。
こうなるとますますC.C.の目的が気になる。
最近うろたえる姿の方が印象的だったルルーシュも、
マオをハメるくだりで見せた手際は鮮やか(ご都合というのはタブー)。
今回はギアスの力についての設定明かしと
2人の結びつきの強化がメインだった。マオは……あれで終わり?
しかしシャーリーとのことを他人ごっこで通すのは無茶だろう。
ギアスの力が強くなっているとはいえ、傍にいる以上いずれ
記憶が戻ったりする可能性もなくはないか。全体の尺次第だな。
他に今後に繋がりそうなのはチラッと出たシュナイゼルの話、
そして黒の騎士団関連か。台頭するディートハルトと扇の迷い。
運動が発展する過程で組織が変質するのはよくあること。
ヴィレッタが記憶喪失ということで扇にはちょっとしたロマンスの予感も。
でもそれって多分悲劇だ。もし演技だったらそれはそれで。 
 スタジオガゼル回。原画は海外でも先週に比べかなり安定している。
作監2人に加え総作監2人、作監協力1人。綱渡り綱渡り。