ふしぎ星の☆ふたご姫 51話

 ふしぎ星を救うため、グレイスストーンを1つ欠いたままで
ファイナルプロミネンスを決行。みんなの思いをその身に背負い、
一時はそのまま闇の力を押さえ込むかに見えた。しかしブラッククリスタルの
力はやはり強大。ふたご姫がピンチになったその時、プーモは自らを
最後のグレイスストーンの代わりとすることに。で、おひさまの恵み復活、
プーモも助かり、ふしぎ星は元の平和で明るい星に戻ってハッピーエンド。
ブラッククリスタルが星の外に散っていったのは2期の伏線か?忘れられて
いなくてよかったね、大臣。てか部下2人はずっと大臣の身を案じてたのか、
健気じゃないか。一部視聴者の関心の的だった恋愛のほうは、最後に
ファインとシェイド、レインとブライトの組み合わせでダンスしてた位。
次もあるし、これくらいが無難なところか。レインのブライトに対する口調が
変わってたのが細かい。
 全体の感想。基本的には子供向け、というラインの上につくられた作品。
プリンセス、プリンス達のキャラは大体立っていたけど、タネタネは仕方ない
として、主人公のふたご姫がその点弱かったのが残念。確かにそれぞれの
キャラは描けていたけど、内面に深く踏み込むこともなかったし、メイン
としては今一歩。大人の扱いも作品通して微妙。Gyuは学園ものらしいので、
この点はやりやすくなるか。玉川達文演出回など、個々のエピソードには
いいものがあったけど、全体のストーリーは迷走していると感じられることも。
ハルフィルムの製作能力も途中からいっぱいっぱいだった感じ。でもまあ、
それなりに楽しい作品だったし、原田大基や光田史亮などのアニメーターにも
出会えたなど個人的な収穫もあった。スタッフの皆さんはは1年間お疲れ様、
そしてまた1年頑張ってください。