ZAGAPAIN-ゼーガペイン-(終)

 ジフェイタス最終決戦から人類の復活へ。
 ジフェイタスは破壊されるもデフテラ領域の拡大はとまらず。
敵の北極基幹サーバーへ衛星のコアを打ち込むという決死の最終作戦へ。 
キョウは熱血でアビス(生きてた)を粉砕、シズノは仲間たちの協力により生還。
時と場所を移して舞浜サーバー。消えちゃったはずの人まで復活してる。
ここでミナトのビキニ姿で幻体ダメージの回復を見せる心憎い演出が。
すごいやガルズオルム由来の超技術。リセット期限も1年に延びました。
一方キョウは現実世界でサバイバル。ただ独りだけ年をとる生身の人間。
エンドロールの後さらにCパート。妊娠しているらしき女性の姿(顔は見えない)。
花澤香菜声で「早く生まれておいで、世界は光で一杯だよ」と。うわ、サプライズ。
一体この女性は……


1、リョーコで、胎児はキョウの子供。
2、リョーコじゃない。人類復活の象徴として登場。(灯台朽ちかけてるし)
3、リョーコ。でも胎児はキョウの子じゃない。(灯(ry、シズノのこともあるし)


2と3の場合は、キョウは既に老いているか、亡くなっている可能性大。
まあ、作中ではっきり語ってない以上、どれか一つに絞るのは無理だなあ。
ラストの解釈によって切なさの度合いは変わってくるものの、
基本的にハッピーエンドであったことは間違いない。設定が絶望的であったことを
考えると、やや都合が良すぎる感なきにしもあらずだけど、そこはそれ、
「もう潰れねえ」というキョウの叫びが示すように、人の強さということで。
色々あったけど、ちゃんと締めてくれましたゼーガペイン
 手描きの爆発エフェクトがいい感じ。CGだとまだこのタイミングは難しいだろう。
平井久司テイストな妹の細かい動きも目立った。2コマは他にも各所で。
 終盤やや落ち着いた印象だったけど、脚本と演出の力で展開に引き込んでくれた
良い作品だったと思う。SFと熱血と切なさの微妙なバランスが作品を支えていた。
作画では途中から2コマ芝居が多用されたのが特徴的。当初は違和感バリバリ
だったCGロボによる戦闘も、回を増すごとに動き、見せ方共に良くなっていった。
本編の展開に合わせたOP、ED、アイキャッチの使い方は特筆に価する。
スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。