BLACK LAGOON

　サイコロの話はサルトルだっけ。
　ウォーモンガーなロシア人どもの暴れっぷりに、鷲峰組は大恐慌。
バラライカを狙った坂東は返り討ちに合い、組の跡目を継ぐ決意をした雪緒と
彼女に忠誠を誓う銀次は本格的に混乱の中へと足を踏み入れることに。
考えてみると、第二部ってどれも大組織の末端に位置する現地ローカルの勢力が
協調の相手→厄介の種になるよそ者によって迷惑を蒙る話なんだ。
ロボスみたいに火を消せればいいが、鷲峰組はヴェロッキオコースだよなあ。
原因を作った坂東はけじめを付けるような死に方である種救われた部分もあるけど
雪緒や銀次に関しては、自業自得じゃない分後味はかなり悪くなりそう。
今回はロックたちがよそ者の側という点もポイントか。現状ロック自身は
光と闇の境あたりをウロウロしていて、かつ舞台が故郷ということもあって
完全に「よそ者」の側とも言い切れない。人生の正念場となるか。
今回も主力はDR MOVIE。表情に特徴が出る。