妖逆門

 木生火、火生土、土生金、金生水、水生木
 妖逆門ン百年の歴史の中で敗退していった無数のぷれい屋たちの
無念、執着に襲われる三志郎。通常の召喚が通じず、怨念の中に
呑まれかけても諦めることをしないその姿勢に仲間の妖たちも応え、
新たな力、相生召喚が発動し、木生火で鳥妖がパワーアップ。
このタイミングで相生が出てくるってことは相乗とか相侮の
出番は無いかな。設定に組み込めば面白い展開をつくれそうなんだけど。
ただまあ、相克にしてからが何となく程度の描写で特に強調して
いなかったからなあ、あんまり複雑にする必要は無いか。
今回迷い込んだのは地龍のはらわたということだけど、
最終的にはもっと前面に出てくるんだろうな、地龍。
実は逆日本がそのまま地龍だったんだ、とかいう展開になったりして。
 八尋裕子(おそらく)初作監総作監等のフォローもあるかもしれないけど、
原画メンバーが共通するこれまでの阿部智之作監回と比べてもなかなかの出来。
動きや細部の把握に目を配る意識が感じられ、今後も楽しみ。
Aパートラスト手前の仮面の怨念は、身体のフォルムの捉え方、動かし方が
際立って上手い。Bパート頭のタメツメ効かせた作画は石井久志?