時をかける少女

 関西初日。テアトル梅田の二回目の上映で。
 とにかく真琴がよく走る、よく転ぶ。前向きで全力な主人公はいい。
笑って、ハラハラして、泣き……はしなかったけど、グッときた。
細田監督の演出力が如何なく発揮された良作。
ただ映像や音響演出を十分に楽しむためだけでなく、
映画の中の今を感じるためにもぜひこの夏、劇場で。
できれば晴れの日に。
 詳しいことは後日追記を書くとして、とりあえず美術スタッフについて。
山本二三美術監督の下、男鹿和雄武重洋二小倉宏昌、平田秀一と
劇場大作の美術監督クラスがズラリ。確認できた限りでは田村せいきや
串田達也、加藤浩の名前も。必殺の「夏空に入道雲」が印象的だった。